【マザーテレサ】後世にも多大な影響を与えているその生涯にせまります

インドのカルカッタで、最も貧しい人や死がせまっている病人、老人、子どものために献身的な活動を行ったことで知られるマザーテレサ。その活動は多くの人びとの共感を生み、世界各地へと広がっていきました。1979年にノーベル賞をはじめ沢山の賞を受賞したことが、そのことを証明しています。

そんなマザーテレサはどこの出身でどんな生い立ちだったのでしょう。またどのような生涯を過ごしたのでしょうか。わかりやすく、簡単に説明していきます。

マザーテレサの生涯について

生い立ち~はじまりは父と母からの影響だった?!~

<出展画像:Wikipedia>

1910年8月26日に彼女は生まれました。当時のオスマン帝国、今のマケドニアの出身です。本名は、アグネス・ゴンジャ・ボアジュと言います。

意味:「花のつぼみ」という意味。
姉兄からは”ゴンジャ”と呼ばれて、可愛がられてきました。

家族構成は、父、母、6歳上の姉、3歳上の兄、ゴンジャの5人家族でした。父は実業家として成功していた為、家族は裕福でした。両親はイスラム教徒の多い地方では珍しい、信仰心の篤いカトリック信者であり、貧しい人への手助けも積極的に行っていました。ですので、ゴンジャも幼い頃から姉兄と共に教会に通って神様の話を聞いていましたし、両親の活動の手伝いも行っていました。

そんな幼少時代もあってか、ゴンジャは12歳の頃から、
「修道女として働きたい!」という希望を持っていました。

カトリック修道女時代~熱い気持ちを持ち続けた修道女~

修道女になると、家族や友達とも会うことが出来なかったり、結婚することも出来ない為、母と姉から激しく反対されましたが、
その熱い気持ちは認められ、18歳の時にロレト修道女会に入りました。

テレサ”という名前は、この時に決まったものです。

どうして”テレサ”という名前を選んだのか?
ゴンジャの尊敬する修道女にフランス生まれの、”リジューの聖テレーズ”という人がいました。彼女は「小さき道」という思想を持っており、他人に惜しみなく愛を与えることや、苦手な相手のためにも愛を持って祈り善行をなすこと等を考えており、そんな彼女の考え方に、ゴンジャが影響を受けた為と言われています。

子どもの頃人への勉強の教え方に長けていたテレサは、19歳から37歳までインドのカルカッタにある聖マリア学院で地理と歴史を教えることになりました。特に地理は子どもの頃から好きだったそうです。彼女の教え方は女学生の間でも人気となり、34歳の時には校長にもなりました。ただテレサの頭の中には常に、スラム街で生活する貧しい人々のことがありました。

36歳の時に休暇のために乗っていた汽車の中で、

神様
全てを捨て、最も貧しい人の間で働くように
という神様からの言葉が聞こえてきたと言います。

それを機に彼女は、

「よし!貧しい人々のために、修道院を離れて活動しよう!」
と決意しました。

中々許可はおりませんでしたが、テレサが38歳の時に修道院外での居住と活動の許可がおりました。

神の愛の宣教者会の創立~幼少期からの夢が叶った瞬間~

テレサが40歳の時に、「神の愛の宣教者会」が創立されました。この会の目的は、
飢えた人、裸の人、家のない人、体の不自由な人、病気の人、必要とされることのないすべての人、愛されていない人、誰からも世話されない人のために働くことでした。

インド政府の協力で、ヒンズー教の使用しなくなった寺院を譲り受けたテレサは、
死を待つ人々の家」という貧困や病気で死にそうになっている人が最期を迎える為の施設を作りました.

<出展画像:Wikipedia>

ここは”マザーハウス”とも言われ、迎えられた人々は修道女たちの献身的な行動によって、人らしい最期を迎えることが出来ました。もちろん治療等も受けられましたので、半数の人は無事に回復して施設から出ています。テレサは修道会のリーダーとして活動していたので、この頃から「マザー」と呼ばれるようになりました。

その後のマザーテレサ~活動は世界に広がる~

マザーテレサの活動は、多くの人から共感を呼び、支援も集まりました。彼女が50歳になるまでに、「神の愛の宣教者会」の活動はインド全土に広がりました。

55歳以降は、インド以外の国でも活動することが認められるようになり、
全世界でマザーテレサの活動は知られるようになりました

61歳に賞を受賞してから、マザーテレサには多くの賞が与えられましたが、
その中で1番有名なのは、69歳の時に受賞したノーベル平和賞です。

受賞の際のインタビューで、
「世界平和のために私たちはどんなことをしたらいいですか?」
と尋ねられた時には、

マザーテレサ
家に帰って、家族を愛してください
と答えました。

マザーの最期~世界が愛する女性の死~

いつも会員たちの先頭を切って動いていたマザーテレサですが、73歳の時に心臓発作を起こしていました。ですで健康状態を理由に、総長を辞めたいと申し出ていましたが、マザーテレサを慕う多くの会員たちの希望により、再度総長に選出されることとなりました。弱っている身体にムチ打って活動を続けていましたが、87歳の時に体力の限界を理由に2回目の総長を辞任することになりました。

9月5日、近くで慕う会員たちが、世界が見守る中、インド・カルカッタのマザー・ハウスで息を引き取りました。

まとめ

多くの人から愛されたマザーテレサの生涯を紹介してきました。地域を限らず、全世界の人たちに惜しみない愛情を注いできたマザーテレサ。その愛の原点は、彼女の両親でした。幼少期から恵まれた生活の中にあり、信仰深い両親の影響を受け、教会に通い神様の言葉や、インドの貧しい人々の話を聞く機会を得ました。

その際に幼い心に芽生えた、「貧しい人々の力になりたい! 」という熱い想いが、彼女の原動力となっていったのでした。

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